@article{oai:kobe-du.repo.nii.ac.jp:00000104, author = {OTSUKA Eiji and IZUMI Masafumi and SAIKI Takahito and NAKASHIMA Chiharu and YUN Seongcheol and 大塚 英志 and 泉 政文 and 齊木 崇人 and 中島 千晴 and 尹 性喆}, journal = {芸術工学2013}, month = {Nov}, note = {日本のまんが・アニメーションの海外政策は、海外を市場とみなしコンテンツを輸出する一方、東アジアに対しては、文化中心主義的な対外プロパガンダとしての独善さに大きな問題がある。本研究は海外の諸地域に存在する、「日本まんがの影響下でまんがを自ら描こうとする者」たちを想定し、試験的なワークショップを通じて、その教授方法を開発することにある。つまり、コンテンツの輸出や文化の誇示ではなく、表現方法の海外への啓蒙こそが、真の文化交流と我々は考える。 日本まんがの教授法については、戦後まんがの根幹的な方法である「映画的手法」を教育する、神戸芸術工科大学まんが表現学科で2012年度まで採用されていた教授法の有効性が確認できた。日本まんがのコマの統辞法をカメラアングルやショットなどの映画の概念で整理・定義することで、海外においても理解が容易に進むことも確認できた。 また、コマの進行が日本以外は「左→右」にあることで、コマ内の時間進行に基づく文法に混乱が生じ、それが海外の描き手の作品に共通の「読みにくさ」であることも立証できた。}, title = {東アジア向けまんが創作カリキュラムづくりの基礎研究}, year = {2013} }