@article{oai:kobe-du.repo.nii.ac.jp:00000167, author = {HASHIMOTO Eiji and 橋本 英治}, journal = {芸術工学2015}, month = {Nov}, note = {Phenakistoscopeは1832年に発明された映像遊具である。これは映画の原型とみなされ、映画史の教科書の中でオープニングを飾る発見として華々しく登場する。今日でも映画の原理を理解するための教育遊具として広く使用されている。その構造は簡単で誰にでも作ることができる。 しかし、この遊具を通してアニメーションの動きを感じることは意外に難しい。Phenakistoscopeを扱うためにはそれなりの技術やコツが必要なのである。その難しさは、三つの要素が絡み合うからだと想定される。 1.ディスクの回転速度 2.スリット3.スリットの向こう側の図像 この奇妙な遊具は、Cinématographe(映画)やTachistoscopeといった大掛かりな装置に利用されている。本論文の目的は、そのテクノロジーの歴史をたどりながら、21世紀の最先端の技術によって、より簡単にアニメーションを表現できる技術的集合体としてのPhenakistoscopeを、芸術作品を事例に技術変遷の中で具体的に跡付けることである。}, title = {Phenakistoscopeとそのテクノロジー}, year = {2015} }