@article{oai:kobe-du.repo.nii.ac.jp:00000210, author = {IRIE Keiichi and OUCHI Katsuya and 入江 経一 and 大内 克哉}, journal = {芸術工学2016}, month = {Dec}, note = {・アナログ作品の神戸色見本は、日常的に経験する神戸を対象に、人によって「経験された」(※)環境から個人の感覚によって色と柄を選び出し、採集した色彩をグラデーションに配置したものである。 ・これをデジタルデータとしてマンセル表色系で分析してみると、HSB(色相 Hue、彩度 Saturation、明度 Brightness)のHを中心にデータが順序付けられていると 説明できる。横軸を各色柄の位置、縦軸をHとBとするグラフを見ると、Hがかなり見事な単調減少となり、更にBが周期的構造となっている事がわかる。つまり感覚的に配置された色見本は、Hを中心に配列した上で、Bの要素によって補正されていると説明することができる。 ・アナログからデジタルに変換された神戸色見本は、プログラマブルな動的データ群である。それを用いた作品「Kobe Interactive Color Swatch」は、観察者と作品の関係によって、色の構成が変化する動画である。本稿では壁面投影型のインスタレーションを紹介し、さらに発展させた実作品を展覧会で紹介する予定である。 (※)環境や事物を人が経験するときに、記憶あるいは経験の痕跡が人に記録される。その記憶、痕跡をここでは「経験された○○」と呼ぶことにする。}, title = {神戸色見本のデジタル化によるインタラクティブ・インスタレーションの制作/〜位相同期現象を応用した色彩配置のKobe Interactive Color Swatch 制作〜}, year = {2016} }