@article{oai:kobe-du.repo.nii.ac.jp:00000229, author = {KANAZAWA Kae and SAKUMA Hana and NAKAYAMA Reika and 金沢 香恵 and さくま はな and 中山 玲佳}, journal = {芸術工学2017}, month = {Nov}, note = {今日テキスタイルデザインの表現方法は多様であり、それぞれの表現方法は必ずそれを可能とする技術を必要とする。その多様な技術も工業における生産性を前提とした範囲でのデザイン表現の技術として認められる中、手工芸を基としたデザイン表現を量産の生産背景に見合わせるための手段は数に限りがある。特に和文様に関しては日本の歴史の中で保持されてきた文様表現に多色を用いる意匠が多く、そのデザインの量産への応用はプリントに頼るものが多数を占め、織物で活用されることは量産背景の上では困難な現状である。その理由として、量産で使用される織機の構造条件上使用できる緯糸配色数に限りがあり、錦織物の綴技法のような配色は織機の動作条件の上で不可能である。しかし、その条件の上で可能な限りの多色文様を、経緯同一の配色であっても組織を変えることにより異なる色表現が可能になるのではないかと仮説を立てた。  本研究はその実験と、実際にその方法で文様を提案する際のテキスタイルデザイナーと製織技術者との意思疎通を簡便にするための見本帳制作を目的とした実験研究である。}, title = {毛織物での多色文様テキスタイル提案と制作過程の共通言語基盤制作/組織見本帳制作}, year = {2017} }