@article{oai:kobe-du.repo.nii.ac.jp:00000233, author = {WATANABE Misao and NOGUCHI Masataka and TOYAZAKI Mitsuo and KIKUCHI Sono and 渡邉, 操 and 野口 正孝 and 戸矢崎 満雄 and 菊池 園}, journal = {芸術工学2017}, month = {Nov}, note = {本研究は日本古来の素材や伝統技法・工芸、とりわけ播磨藍、杉原和紙など、兵庫県に古くから育まれてきた素材や技法を調査し、世界に通じる先染綿織物のデザインに活用することを目的とする。兵庫県北播磨の地場産業である播州織は、安価な海外産地との価格競争の中で生産高を激減させている。これは一地場産業の衰退だけに留まらず、北播磨の地域経済や人口の流出に直結する深刻な問題である。  今日、ラグジュアリーファッションの市場では、高感度で高品質なテキスタイルに関心が高まっている。一方、播州織においては、ジャガード織を高度に進歩させたフォトジャガードやカットジャガードなどポテンシャルの高い技術を持ってはいるが、独自の製品開発には至っていない。播州織がラグジュアリー市場の需要に応えるためには、播州織でしか生み出すことができないオリジナル性の高い製品開発が不可欠である。そのためには播州織におけるジャガード織の高度な技術を用い、日本独自の美的価値観「ジャパンクオリティ」をキーワードにオリジナル性の高い、高付加価値な先染綿織物の開発が必要である。兵庫県の伝統的な染色技法や加工技術、日本古来の素材などの調査・研究・実験を行い、播州織産元商社の株式会社丸萬の協力を得て、新たな播州織の開発を試みる基礎研究を行った。}, title = {日本古来の素材や伝統技法・工芸を世界に通じる先染織物のデザインに活用するための基礎研究}, year = {2017} }