@article{oai:kobe-du.repo.nii.ac.jp:00000234, author = {SHIMO Hiroyasu and 志茂 浩和}, journal = {芸術工学2017}, month = {Nov}, note = {映像を用いたインスタレーション作品は多くの場合、画面を大きく、あるいは大規模に扱う傾向にある。筆者自身、自ら考案した3DCGキャラクターの設定値に合わせた展示に拘って来た。これは、とかく再生装置の規格に支配されがちな映像表現の枠組みから離れるための試みであったともいえる。そして、この方向では一定の成果を挙げてきた。しかし、当然ながらスクリーンおよび再生装置が大がかりになるうえ、再生環境も整えなくてはならない。このため、展示の機会は極めて限られてしまうという欠点がある。また、街中では駅構内などを中心にデジタルサイネージが広く普及し、単純に映像作品を眺めるのとは異なる使用方法が目新しいものではなくなり、当初は高精細に感じていた大画面映像も粗さが気になるようになった。そこで、発想を転換し、スマートフォンやタブレットPCの進歩により高精細化した小型モニターを用いた作品を検討することにした。小さな画面であっても、装置のデザインと設置の方法により、観客の印象に残る作品の制作は可能だと思えるヒントを落選した二つのコンペ企画の立案を通して得たからである。本稿では、この発想から制作までの経緯と今後の構想について述べる。}, title = {探る人/小さなモニターを用いた映像インスタレーション}, year = {2017} }