@article{oai:kobe-du.repo.nii.ac.jp:00000251, author = {IMAMURA Fumihiko and MITERA Sadako and NAGANO Maki and 今村 文彦 and 見寺 貞子 and 長野 真紀}, journal = {芸術工学2018}, month = {Nov}, note = {本報告は、東南アジアの生活デザインにみられるハイブリッド性を探る試みとして、「プラナカン様式」という東洋(中国、マレー)と西洋を折衷、融合させたデザインに焦点をあて、その歴史的背景、建築、服飾、インテリア、生活用品等の生活全般におよぶデザインの特色および近年になって再評価されている現代的な意味について検討するものである。  2017年度はプラナカンの現状把握を目的として、マレーシア・マラッカおよびシンガポールにおいてプラナカン・デザインを代表するショップハウスの実態調査を中心に現地調査をおこなった。ショップハウスは1階を店舗等の商用、2階を住居として用いる長屋式の建築で、東南アジア各地の沿岸部にみられる。マラッカは17世紀中頃から華人の住居として建築され、20世紀後半に至るまで多様な様式のショップハウスが保存されている。そのファサードにみられる装飾の分析から多様な文化的伝統を組みあわせ、融合させていることが確認できた。シンガポールではショップハウスの修復整備が国家レベルでおこなわれている状況を確認するとともに、かつての経済的繁栄に対応した豪華で色鮮やかな装飾が特徴であることを理解した。  これを踏まえて継続的に調査研究をおこない、プラナカンの理解を深めることにする。}, title = {東南アジアにおける生活デザインのハイブリッド性についての調査研究/-プラナカン・デザインの現代的役割を探る試み-}, year = {2018} }