@article{oai:kobe-du.repo.nii.ac.jp:00000267, author = {YASUMORI Hiromasa and 安森 弘昌}, journal = {芸術工学2019}, month = {Nov}, note = {日本は豊かな森林資源に恵まれ、独特な木の文化を作り上げてきた国である。古代から近代にかけて、木工技術は、各時代の他分野を含めた技術的背景に密接に関連し発展を遂げてきた。一方、原始的な木工技法が、当初のままの生産方法を留めたまま、細々と現在に受け継がれている例も希ではあるが確認できる。その1 つが本稿で紹介するへぎ板を生産する技術である。原始的な木工技法は、木材の性質に素直に従った加工に特徴がある。無駄のない合理的側面を多分に含んでいて、今日においても木材の性質を知る上で参考になることが多い。本稿では、へぎ板の技法を時代性や素材の性質の側面から詳細に調査し、木質と技法の関係性について記録する。それによって、限られた道具しかなかった古墳時代に、日本人はどのようにしてへぎ板の技術を獲得したのか、そして、継承してきた独特な技術を現在なぜ失いつつあるのかについて考察する。  動画ファイル: https://youtu.be/Pvdbuq_tyGM}, title = {へぎ板にみる木質と木工技術の関係性}, year = {2019} }