@article{oai:kobe-du.repo.nii.ac.jp:00000277, author = {TOYAZAKI Mitsuo and 戸矢崎 満雄}, journal = {芸術工学2020}, month = {Nov}, note = {1994 年から2019 年までのボタンによる私の作品は、インスタレーションによるアートであり、ボタンとは衣服に着けるものである。  1983 年より私は、市販される同一の日常品を大量に使い、広い空間に展示した作品群で注目された。その後、環境問題を意識することから、人々が消費し廃棄するものを作品の素材として使うことを考える。1994 年には身近な不要品を大量に集め、初めて京都のギャラリーでボタン作品を発表した。  作品はボタンを集めることから始めた。先ず知人を訪ねることから、廃物業者に依頼する他に、広く「ボタンをください」と呼びかけることにより多くのボタンが集まる。収集したボタンは、色や素材に分けてガラス瓶に納める。次に、作品を設置する場所が重要であり、空間のもつ意味や時節などを捉えて、様々な色や形を描いて展示する。多くは床に並べる方法を用いるが、天井から吊り、空間に浮かす作品もある。  ここでは、ボタンのインスタレーションによる制作の意図や経緯などを主要な作品をもとに解説し報告とする。}, title = {ボタンで描くアート作品(1994-2019 年)の記録}, year = {2020} }