@article{oai:kobe-du.repo.nii.ac.jp:00000282, author = {YASUMORI Hiromasa and BANBA Masae and NOGUCHI Ryo and 安森 弘昌 and ばんば まさえ and 野口 僚}, journal = {芸術工学2020}, month = {Nov}, note = {本研究の目的は、木材内部の染色に関する「吸引染色法」の確立である。「吸引染色法」とは、減圧負荷によって木材内部に染料を吸引し、着色を施す独自の染色法である。木材内部の染色に関する研究事例には、減圧加圧注入法や立木染色法があるが、染色に長時間を要することや大型設備が必要であること、色むら発生などの要因から、広範囲な実用化には至っていない。本研究では、「吸引染色法」によって、木材内部を短時間でむらなく一様に染色し、そのサイズが家具や建築部材に利用できる範囲に達することを目標とする。表面部分のみを着色した木材に比べ、内部まで染色した木材は、木材本来の質感を失わず、品があり、唐木のような美しい色合いの希少木材と同等の価値があると考える。銘木や化粧用優良大径木が世界的に枯渇している今日、建築やインテリア、プロダクト分野において、生活空間に彩りを添える素材として、染色木材の利用価値は高いと思われる。}, title = {木材内部の染色に関する「吸引染色法」の確立}, year = {2020} }